2014年2月28日金曜日

陽光

磐船神社へ行きつくまではちょっとした登山でした。侮っていた私は常備しているスパッツなどの
冬山装備をせずに登ってしまい、帰りは膝から下靴の中までずぶ濡れになってしまいました。少し
落ち込んでいたところに暖かい陽射しです。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

2014年2月27日木曜日

玉峰山

磐船神社を参拝して振り返れば、玉峰山が亀嵩側から見るより堂々とした山容を見せています。
玉峰山も風土記に登場する歴史のある山で、玉造と共に植林発祥の山としても知られています。
鉄の生産には大量の木炭が必要です。ここにも鉄の民の姿が見えてきます。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO800

2014年2月26日水曜日

磐船に

磐船の雪の上に動くものが、よく見るとハエトリグモがよたよたと歩いていました。陽射しに誘わ
れて出て来たのでしょう。寒くなって来たのでしょうか、まもなく動かなくなってしまいました。


ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO200

2014年2月25日火曜日

磐船

磐船神社の名前の由来となった大岩は雪に埋もれていました。山の中の磐船神社はまだ冬
真っ只中、浅い所でも50センチ程度の深さがありました。磐船の上に立つと玉峰山が正面に
見えました。玉峰山とも何か関係があるかもしれません。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

2014年2月24日月曜日

磐船神社

安来市広瀬町西比田、大旗山の中腹に在ります。祭神はスサノウノミコトです。
圧し掛かる様な巨岩に守られるように小さな社殿が鎮座していました。韓竈神社
と祭神が同じで、麓に磐船と称する巨岩があり神体となっている様に、社殿の少し
上に天空に飛び出そうとする船の様な岩が在り、これが神社の由来となった云わ
れています。近くには金屋子神社もあり、鉄の民と深い関係がありそうです。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO800

2014年2月23日日曜日

八重山神社

巨大な岩山が覆いかぶさるように聳えています。建築は近世の物ですが、基部を
抉る様な形で社殿が建てられています。岩山自体が神体として古くから信仰され
ていた事が、この場に立って見るとよく解ります。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO400

2014年2月22日土曜日

狛犬

八重山神社随身門にへばり付くようにしていました。猫背のこの狛犬、
顔がちょっと怖い。犬というより餓鬼の顔に似ている様な気がします。


ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO 200

2014年2月21日金曜日

八重山神社随身門

雲南市掛合町の八重滝沿いの林道を終点まで行くと八重山神社があります。風土記に登場する
古い神社で急峻な石段を延々と登って、やっと辿り着く様な神社です。この随身門はまだかなり下
の方に在ります。手前に石段がありますが、急峻で足がはみ出るぐらい石段の幅が狭いので壁の
様に見えます。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

2014年2月20日木曜日

岩窟

小さな韓竈神社の社の左上に、谷に向かって開いた洞窟があります。神聖な場所らしく積み石が
してあります。ここに籠って修行した人もいたかもしれないと想える場所で、私でも何んとなく穏や
かな気分になります。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO800

2014年2月19日水曜日

韓竈神社

パワースポットとして最近特に話題となっている、韓竈(からかま)神社の最後の
関門胎内くぐりです。幅は約45センチしかありません。この事から安産の神様と
紹介されているようですが、祭神はスサノウノミコトで製鉄を生業とする集団の信
仰の対象となっていたものです。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO800

2014年2月18日火曜日

群れ

椋鳥の群れでしょうか。群れ飛ぶ姿を追いかけて、空に目を向けると、雲間から陽光が
射して来ました。移ろいゆく季節を象徴しているように感じました。


ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO800

2014年2月17日月曜日

節分草

節分草が大きな樹の根元でひっそりと咲いていました。環境の変化に弱い節分草は、人間が
手間を掛けなければ生きていけません。そうしてしまったのも人間、花言葉の「人間嫌い」は
殆どの動植物の言葉なのでしょう。

ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO800

2014年2月16日日曜日

コハコベ

コハコベの花が咲きました。姫踊子草に遅れること5日、久し振りに晴れて暖かな陽射しに誘
われる様に庭に出てみると、小さな花が…。別名ハコベラ、春の七草です。


ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400

2014年2月15日土曜日

3000mの遊歩道から

富士山が世界文化遺産に登録されてからの過密ぶりには、呆れるばかりです。このままでは
山が荒れてしまい、世界文化遺産を返上する事になりかねません。一日当たりの登山人数を
決めて入場制限をするべきです。富士山は登るより高い山から遠望した方が美しい。

コンタックスRTSⅢ 180mm f8 オート フジクロームベルビア

2014年2月14日金曜日

姫踊子草の葉が霜の花を咲かせていました。間から覗く小さな花の淡い紅が白い霜に際立って、
見事な造形美を見せていました。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400

2014年2月13日木曜日

天空に

穏やかな風の吹く晴れた空の下での稜線歩きは、山旅の醍醐味の一つです。開けた視界に
拡がる山々の連なり、深い谷、目指す山の頂が眼の前に迫る。旅人の至福の時間です。


コンタックスRTSⅢ 180mm f8 オート フジクロームベルビア

2014年2月12日水曜日

ふきのとう

フキノトウも顔を出しました。とても柔かそうで、舌があの苦味を春の味を想い出します。
今年もいつものように、いつもの味わいを楽しみましょう。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO200

2014年2月11日火曜日

姫踊子草

今年初めて見る野花です。明け方積もった雪を押しのけるようにして、花を咲かせていました。
華やかな花ではありませんが、春の訪れを教えてくれる可愛い花です。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO200

2014年2月10日月曜日

寒牡丹

大根島由志園の寒牡丹です。最近は雪の中で寒牡丹を観る機会が少なく残念だったのですが、
久し振りに雪がありました。これで雪でも降っていれば風情があるのですが…。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO1600

2014年2月9日日曜日

山茶花

山茶花は冬の花、日本特産で野生種は九州、四国が主で自生の北限は萩と云われています。
江戸初期から園芸化が始まっています。山茶花が散り始めるといつも、冬が終わる、春が来るん
だなと想います。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400

2014年2月8日土曜日

移ろい

苔の上に椿の花が一輪、もみじの葉が一枚、よく見ると松葉も、秋から冬への移ろい、時間の
流れを凝縮して見せてくれているようです。そして、溶け残った雪が冬から春への時の流れを
感じさせてくれているようです。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO800

2014年2月7日金曜日

開花近し

寒い日が続きます。雪もちらほら降っています。そんな中、今にも咲きそうに膨らんだ梅の蕾を
見付けました。春はすぐそこまで来ているようです。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400

2014年2月6日木曜日

堀川

堀川の岸辺でナンキンハゼが、少なくなりながらも黄色い実で、色の乏しくなった景観に季節感を
与えています。淡雪が音もなく降り、比較的気温が高いのか、実に積もらず水滴になっています。
遊覧船には炬燵が用意されているので、雪見酒を楽しむにはお誂え向きの風情です。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO1600

2014年2月5日水曜日

雪化粧

冬の裸木が淡雪を纏い、陽射しに浮かび上がる光景は、いつ見ても眼を惹きます。葉を落として
顕わになった木の形が持つ生命力の様なものを、淡雪が強調している様に想えるのです。枝の
先には冬芽が用意されていて、芽吹きの春を待っているのです。

ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO400

2014年2月4日火曜日

春の隣

山茶花の花びらが散り敷いた所に、姫踊子草などの春の野草が花を付ける勢いで葉を展開
しています。そこへ雪が降り始めました。本格的に積もりそうです。春はまだ少し先になりそう
です。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO800

2014年2月3日月曜日

蝋梅

蝋梅が雨に濡れています。蝋梅は冬の花、一月も早々に花を付けて
花の少ない時季に我々の眼を楽しませてくれます。


ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO800

2014年2月2日日曜日

カワセミ

川沿いではよく見掛けるカワセミですが、海岸の岩場で観たのは初めてです。昔は町中でも
良く見掛けたそうですが、水質の悪化により生息域を狭められ、郊外の川や池の周辺で見掛
ける事が多くなりました。ヤマセミやアカショウビンのようにめったに人の眼に触れない様な仲
間より、近い存在です。最近では町中でも時々見掛ける様になりました。

ニコンD700 80-400mm f5.6 オート ISO1600

2014年2月1日土曜日

三峰岳から仙丈岳、甲斐駒ケ岳、北岳を望む

間ノ岳(3189m)から南下せずに西行すると三峰岳だけです。塩見岳への中継点です。左端のピーク
が仙丈岳(3033m)、中央の頂が白い山が甲斐駒ケ岳(2967m)、そして北岳(3192m)です。いず
れの山も日本百名山です。右手前に見えている尾根道が、北岳から間ノ岳に通じる日本一高い縦走
路3000mの遊歩道です。南アルプスの山はとても大きいのです。

コンタックスRTSⅢ 180mm f8 オート フジクロームベルビア