2013年6月30日日曜日

ムラサキクンシラン

ムラサキクンシランの蕾に糸を張って、小さな蜘蛛が貼りついています。
調べるとデーニッツハエトリグモによく似ています。網を張らずに徘徊する
種類の蜘蛛の様です。蜘蛛は用心深いのか、移動する時は必ずお尻から
糸を出しています。落下した時の備えにするとか、中には移動の手段に利
用する蜘蛛もいます。なかなか興味深い生き物です。


ニコンD700 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 オート ISO800

2013年6月29日土曜日

ベニシジミ

こちらも紫陽花のお客さんです。赤味は薄いですが多分、ベニシジミだと思います。人家周辺
でも山の草原でもこの時期良く見られる小さな蝶です。


ニコンD700 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 オート ISO800 

2013年6月28日金曜日

カマキリ

紫陽花の花にも色々な昆虫や動物たちが登場します。この子カマキリ君などもそうです。卵から
孵ってそんなに時間が経っていないのでしょう、とても小さいのです。それでも一人前に鎌を振り
上げて威嚇してくるのです。


ニコンD700 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 オート ISO800

2013年6月27日木曜日

糸トンボ

紫陽花の花で寛ぐ子がえるの目の前に、いきなり糸トンボがやって来ました。子がえる君、少し
驚いた様ですが平然としています。糸トンボの方はしばらくの間、子がえる君を興味深そうに見
つめていました。糸トンボも正面から観るとなかなか迫力のある眼をしています。

ニコンD700 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 オート ISO800

2013年6月26日水曜日

小蛙

紫陽花の花に埋もれる様に一匹の子ガエル。しっぽが取れたばかりの様のような小さな存在、
それでも、無心に睨みつけるようなその視線には生命力、克己心の様なものを感じます。



ニコンD700 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 オート ISO800


2013年6月25日火曜日

志津見ダム排水口

志津見ダムの二個ある常用排水口の一つです。蓋はなく常に開口状態です。志津見ダムは洪
水対策ダムで堤高は81mで下から約46mの位置に常用排水口が在ります。従ってこの位置が
満水時の高さです。通常のダムは堤高が満水時の高さであり、満水になる前にゲートを開いて排
水しますが、このダムは非常時には堤高を超える自然排水となります。開口部ではツバメが巣を
作っていてのんびりと飛んでいました。ツバメ写っています。探してみてね。


ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO400

2013年6月24日月曜日

満月の夜に蛍の撮影を試みました。この時は幸いにして月は薄雲で、光が少し弱くなっていま
した。ホタルが乱舞する姿だけを撮るのは、それほど難しくはないのですがそれでは風景写真
にはなりません。ホタルの飛ぶ風景を撮影するのはとても苦労するのです。


コンタックスN1 16-35mm f2.8 30秒 フジクロームベルビア 2倍増感


2013年6月23日日曜日

ヤマアジサイ

大山で咲いていたヤマアジサイです。サワアジサイとも呼ばれています。尤も、独立した種とは
認めずガクアジサイの亜種だとする説もある様です。この時季、山道を歩くとよく出会う花です。
薄暗い山道で出合うと花が浮かび上がる様に目に飛び込んできます。

ニコンD700 マイクロ105mm f2.8 オート ISO800

2013年6月22日土曜日

志津見ダムを見学する機会に恵まれて、ダム湖を遊覧する小さな船に乗せてもらいました。船の
造る波の中に、次々に周りの風景が溶け込んでいきました。船が岸に近づいた時、岸辺の木々の
緑と幹が波紋に溶け込んで不思議な模様が浮かび上がりました。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO100

2013年6月21日金曜日

黄色い花が

多分イワニガナだと想うのですが、蓮の花の近くにちょこんと顔を出していました。蓮の花の
花芯の色と似ているせいか、あまり違和感がないのです。小さな花が大輪の蓮の花の美し
さを強調しているようでした。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

2013年6月20日木曜日

雨に煙る

2010年の写真ですが小さな川沿いの大きな紫陽花畑です。ご夫婦二人だけで丹精された
見事な紫陽花帯が雨に濡れています。川の中ではご主人が一人、黙々と草刈りをされていま
した。雨で生き生きとした紫陽花の向こうには小さな集落が雨に煙って、絵のような風景です。


ニコンD700 24-120mm f11 オート ISO800


2013年6月19日水曜日

ハートマーク

勝定寺の黄睡蓮です。環境がとても良くて、モリアオガエルの卵塊は沢山在るし、糸トンボも群
れています。水の中には数種の蛙たちがのんびりしています。とても豊かな黄睡蓮の池です。
そんな中で見付けた糸トンボのハートマークです。


ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2013年6月18日火曜日

大きな葉っぱで

アマガエル君が蓮の葉っぱで休憩中。何となく眠そうです。空が暗くなって、今にも雨になりそ
うです。アマガエル君の休息がなるべく長く続きますように。


ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO100


2013年6月17日月曜日

船着き場

梅雨の晴れ間の海は年間を通じて最も美しい色になると想っています。島根半島の小さな港
です。漁船は陸に揚げられて昼下りの陽射しを受けています。瑠璃色に輝く海は柔らかな風に
押されて優しい波模様を描いています。


コンタックスRTSⅢ 85mm f11 オート フジクロームベルビア



2013年6月16日日曜日

梅雨空

田植えの準備が終わったばかりの水田に映る大山と梅雨空です。三両編成の機動車が東に
向かって通過していきます。いつ頃撮影したのか覚えていませんが、梅雨の気候がはっきりし
ていたころの風景です。この年も例年になく早い梅雨入り宣言があった事だけは覚えています。


コンタックスRTSⅢ 25mm f8 オート フジクロームベルビア




2013年6月15日土曜日

紫陽花

正式な名称は判らないのですが、今頃山に入ると白い額紫陽花のような花をたくさん付けた
低木を見掛けます。色や形は蔓紫陽花と似ているのですがよく見ると違います。蔓紫陽花の
方は額が小さくて花が多いのに対して、額が大きくて花が少ないのです。低木と云っても2m
を超える高さですので山紫陽花ではないようです。ただ私たちにとっては馴染みの花です。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO100

2013年6月14日金曜日

早苗

今年は雨が降らない為か、田植えの時期がずれたようです。大山山麓の溝口町で早苗を見
付けました。雲の多い日で大山山頂がなかなか出てきません。待っていると野焼きが始まり
ました。単調な風景に変化を与えてくれました。


ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO100

2013年6月13日木曜日

煙の木

続けてスモークツリーです。空の雲が立ち上る煙の様に見えて合わせて
みました。この木はヒマラヤ、中国に自生していて水はけのよい土壌を好
みます。わりと丈夫な木で育てやすいとの事です。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO100



2013年6月12日水曜日

スモークツリー

不思議な風景に出合いました。ふわふわした花穂を持つ低木はスモークツリーという名前だそう
です。和名も「煙の木」となっています。切り花として販売するために育てているそうです。花は目
立たなく地味で、花が終わった後に穂が伸びてこのような姿になります。田植えの終わったばか
りの里に不思議な雰囲気を与えています。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO100

2013年6月11日火曜日

蘇った木谷沢渓流

諦めていた木谷沢渓流にそれでもと、久し振りに出掛けてみました。驚いた事に綺麗に整備さ
れていました。関係者の並々ならぬ努力に頭が下がります。岩の一つ一つが苔むす迄、数年
かかるでしょうが、待つ事が楽しみになりました。感謝します。モリアオガエルの卵塊を樹上に
見付けました。日本の固有種で佐渡と本州のみに生息していて森の住人です。

ニコンD800 24-120mm f5.6 オート ISO800


2013年6月10日月曜日

ひなげし


とても綺麗な色と花びらの優しげな風合いに見惚れて、想わず日ノ丸構図になってしまいまし
た。ヨーロッパ中部原産で日本に渡来したのは江戸時代と云われています。鳥のひなの様に
愛らしい花の様子からひなげしと名付けられました。虞美人草もこの花の名称です。和名の方
がこの花には似合っている様な気がします。ポピーはケシ科植物の英語名の総称で特にひな
げしの園芸上の通称です。


ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO100

2013年6月9日日曜日

ポピー畑

今日は志津見ダムの見学会に行きました。説明によると平成23年3月30日の志津見ダムの満水
テストの時に、この場所は一度だけ水没したそうです。現在の志津見ダムの貯水量は89%です
が隣の小原ダムは14%になったそうです。志津見ダムの役割は下流の洪水対策だそうで、発電
はおまけでしかなく1700kWです。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO100

2013年6月8日土曜日

不思議な狛犬

随身門の中に不思議な狛犬が鎮座していました。舌を出して押しつぶしたような顔と大きな目
は映画の(E.T)にそっくりです。狆でもモデルにしたのか、年代は?、興味は尽きません。


ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400

2013年6月7日金曜日

志津見のポピー

これが現在の志津見のポピー畑です。手間を省くには混在が良いそうですから、この状態なの
でしょう。白い花はカモミールだそうです。これはこれでなかなか美しい。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO100

2013年6月6日木曜日

志津見の里

志津見のポピー祭がいまだ行われている事を知り、久し振りに会場を訪れました。昔のポピー畑は
見る影もなく、わずかな面積でしかも手入れがされていない様で、雑多な花の混在するお花畑でし
た。これはこれでなかなか綺麗なのですが、ついポピー祭華やかりし頃を思い出してしまいました。
この写真は農家が移転する前のものです。今はない志津見の里のイメージです。

コンタックスRTSⅢ 180mm f11 オート フジクロームベルビア


2013年6月5日水曜日

あざみ

薊の花の上で小さな蜘蛛が羽虫を捕まえてお食事中です。その向こうでは夕日が光を減じながら
まもなく沈もうとしています。耳を澄ませば潮騒がかすかに聞こえてきます。梅雨に入っても雨は降
らず晴れた日が続いています。こういうのを梅雨のズル休みというそうです。


コンタックスRTSⅢ マクロ100mm f2.8 オート フジクロームベルビア



2013年6月4日火曜日

姫逃池(ひめのがのいけ)

久し振りにかきつばたを観るために三瓶山の姫逃池に行ってみました。少し盛りを過ぎていま
したが、優しい紫色は相変わらずで楽しませてもらいました。久し振りの池は水面が隙間なく、
ジュンサイに覆われていました。ジュンサイは北海道から沖縄まで分布していて、以前はごく普
通に観ることが出来ましたが、現在は絶滅した県もあるとの事で絶滅危惧種、準絶滅危惧種に
指定されています。きれいな水でしか育たないジュンサイが一面を覆っている事はとても喜ばし
いことですが、現状を考えれば素直に喜ぶ事は出来ません。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO400

2013年6月3日月曜日

テンナンショウ

アオマムシグサが正式な名称です。茎のまだら模様とマムシグサは濃い紫色
で蝮に似ている事から付いた名前の様ですが、緑色の方にも蝮の名を冠する
のは少しかわいそうな気がします。花に見えるのは苞で仏炎苞とよばれていま
す。秋にはトウモロコシ状に赤い実をたくさんつけますので目立ちます。


ニコンD700 80-400mm f5.6 オート ISO400



2013年6月2日日曜日

木谷沢渓流

梅雨入りの頃のになると美しかった木谷沢渓流を想いだしてしまいます。渓流を写す際、光が
フラットな方が落ち着いた雰囲気になるので、曇りか小雨の日が多いこの時季がシーズンとな
るのです。加えて、この渓流は紫陽花がきれいなのです。小さな渓流でしたが苔むした岩を清
流が縁取る、この風景をもう一度観て観たいものです。

コンタックスN1 24-85mm f16 オート フジクロームベルビア

2013年6月1日土曜日

かきつばた

美咲町大併和西(おおはがにし)の棚田では一部公園の様になっていて、水田の脇に花菖蒲や
かきつばた、マーガレットなどが彩りを加えています。島根の天王寺に多く見受けられる休耕田が
少ない様に想います。棚田の維持に努力しておられる様で、水田の脇に花を植えられるのも、その
努力の一環だと想います。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO100